マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

東京都教員採用試験の問題ver.20220628

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今週は東京都採用試験の問題です。

今回は令和2年実施の東京都教員採用試験の問題の大問1の4問目のベクトルの問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

線分の交点の位置ベクトルの問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

前半は \overrightarrow{OE} \overrightarrow{OA} \overrightarrow{OB}を用いて表す問題です。

よく出題される大学入試問題では、今回の問題における点C、点Dがそれぞれ辺OB、OAのどこにあるかが与えられています。(例えば、「点Cは辺OBを2:3に内分する点、点DはOAを1:2に内分する点とする」ということが問題文に書かれている)

今回の問題においてはそれが与えられていません。

ですので、問題文に与えられているヒントを基にして点Cと点Dがそれぞれ辺OB、OAのどこにあるかを求めます。

そのヒントが「A、Bから対辺に下した垂線をそれぞれAC、BDとし」の部分です。

 OAと辺 OBと角 \angle AOBの大きさが与えられていますので、内積 \overrightarrow{OA}\cdot \overrightarrow{OB}の値を求められます。

点D、点Cはそれぞれ辺OA、OB上にありますので、実数 k,k^{\prime }を用いて \overrightarrow{OD}=k\overrightarrow{OA},\ \overrightarrow{OE}=k^{\prime }\overrightarrow{OB}と表すことができます。

あとはヒントを使って k k^{\prime }の値を求めて、点Cと点Dの位置を求めます。

その位置が求められたら、 \overrightarrow{OE}を求めます。

後半は線分の比から面積を求めます。

ここまでで求められていない比が AF:BFですが、これはチェバの定理を用いて求めることができます。

いかがだったでしょうか?

小問集合問題のうちの1つの問題ですが、少し大変な問題です。

ただ、やることのほとんどは基本的なことでした。

このような問題は手早く解けるようにしておかないといけなさそうです。

 

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