マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

三角関数の問題ver.20220429

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今週は代ゼミ高2模試2012年の過去問です。

今回は第2回で出題された三角関数の問題です。

今回の問題について

難易度は☆☆☆です。

よく出る三角関数の問題です。

難易度表記については以下の記事をご参照ください。

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

今回の問題の解説

今回の問題の後半はこちらの類題になるかと思います。ぜひご覧下さい。↓

red-red-chopper-mathmatics.hatenablog.com

前半は、相互関係 \sin^{2}{\theta }+\cos^{2}{\theta }=1を使うことがポイントになります。

 \displaystyle x=\frac{1}{2}のとき、条件は \displaystyle \sin{\theta }+\cos{\theta }=\frac{1}{2}となりますので、この条件式の両辺を2乗すると

 \displaystyle \sin^{2}{\theta }+2\sin{\theta }\cos{\theta }+\cos^{2}{\theta }=\frac{1}{4}

となります。あとは三角関数の相互関係を使って \sin{\theta }\cos{\theta }の値を導きます。

 \sin{\theta }\cos{\theta } xの式で表すには、ここまでのことと同じようにすると導くことができます。

 \displaystyle \sin{\theta }\cos{\theta }=\frac{x^{2}-1}{2}\ \cdots (*)

となります。

 f(\theta )は、倍角の公式を使えば

 f(\theta )=2\sin{\theta }\cos{\theta }+2(\sin{\theta }+\cos{\theta })

となりますので、式 (*)を使って xを用いて表すことができます。次に問題となるのは xのとりうる値の範囲です。

これは、三角関数の合成を使うと

 \displaystyle \sin{\theta }+\cos{\theta }=\sqrt{2}\sin{\left( \theta +\frac{\pi }{4}\right)}

となりますので、 \theta のとりうる値の範囲に注意して xのとりうる値の範囲を求めます。

ここまで来れば、あとは2次関数の最大・最小の問題になります。

 f(\theta ) \theta の関数ですので、最大値と最小値を求める際はそのときの \theta の値を求めておく必要があります。

いかがだったでしょうか?

三角関数の分野ではよく目にする問題です。

大学入試だけでなく、教員採用試験でも出題されているようです。

それだけ重要な問題なのか、出題しやすい問題なのか、どちらかわかりませんが、解けておいた方がいい問題であることは間違いなさそうです。

 

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