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解いた数学の問題をマーク方式にして公表するブログです!
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Fラン大学の入試問題を解いてみたシリーズです。
このブログでのFラン大学は
・河合塾による難易度予想ランキングでBFが付いている入試方式が1つ以上ある
・BFが付いている大学の全学部および全入試方式の難易度予想ランキングで偏差値が45.0未満
の両方に該当する大学を指します。
河合塾の難易度予想ランキングで社会学部にBF、芸術学部に35.0が付いています。
今回の問題は札幌大谷大学の2021年の一般入試で出題されたデータの分析の問題を紹介します。↓
・今回の問題について
レベル的には教科書の例題くらいかと思います。
統計に関する用語「平均値」「中央値」「四分位数」「分散」という意味を理解できていれば解くことができる問題です。
これらの意味を理解するには良い問題ではないかと思いますね。
・今回の問題の解説
「中央値」というのは、データを小さい順に並べてど真ん中にある数値のことをいいます。
例えば
3,3,4,5,8
の中央値はど真ん中に4があるのでこの数値が中央値になります。
これはデータの個数が奇数個のときです。
データが偶数個のときはどうでしょうか?
3,3,4,5,5,8
この場合のど真ん中は4と5の間です。
このときは4と5の平均をとって4.5が中央値になります。
このデータの平均値は(3+3+4+5+5+8)÷6=4.7となり、中央値と異なっています。
ですので、「平均値」と「中央値」は異なることに注意です。
この中央値からxの値を求めます。
「四分位数」というのは、中央値から下のグループと中央値から上のグループに分けたときのそれぞれのグループの中央値をいいます。
下のグループの中央値が第一四分位数、上のグループの中央値が第三四分位数です。
第二四分位数は?というと、全体の中央値が第二四分位数です。
分散は平均値がわからないと求めることができません。
求め方は{(データの数値)-(平均値)}^2の和をデータの個数で割ります。
平均値を求めるより計算が大変です。
「平均値」「中央値」「四分位数」「分散」それぞれの求め方に留意して解いていくことが大切な問題です。
いかがだったでしょうか?
基礎的な問題ですが、「平均値」「中央値」「四分位数」「分散」の4つの用語の意味を理解する上では適切な問題かと思います。
データの分析の問題の総復習としてこの問題を使ってみるのはいかがでしょうか。
それでは!またのお越しをお待ちしております!(^^)/