会津大学の過去問からです。
さいころが3つなので36ます計算は使えません。
自力で該当する場合の数を数えていくしかありません。
確率を求める基本は(数えたい場合の数)/(全部の個数)です。
これは高校入試でも大学入試でもほかの試験でも同じです。
基本的な手順は
1.全事象の個数を数える
2.求めるべき確率が何かを確認する
3.該当する場合の個数をもれなく数える
4.確率を求める
という流れになります。
(2)の場合であれば3このさいころの出目の和が5になる場合の数をもれなく数えます。
さいころ3個投げたときに出るすべての出方は216通りなので、この数で割ります。
辞書式に並べていけば、もれなく、重複なく数えることができます。
やり方は最初の2つの数を小さい順に決めていきます。
(1,1,〇)、(1,2,〇)、といった感じです。
〇に入る数の個数を数えていきます。
(1,6,〇)まで終わったら(2,1,〇)と続けていきます。
他に良い方法はあるかもしれませんが、万が一その方法を忘れてしまったらこのように地道に数えていくしかないかもしれませんね。