今日は甲南大学の過去問からです。
後半で求めるのは外接円ではなく、内接円です。
内接円は三角形の3つの辺に接するのでした。
(1)は3つの直線の交点の座標を求めれば簡単です。
記述でもそうですが、解き方は何でもいいです。
図形と方程式の問題だからといってベクトルを使ってはいけないなんて誰も言ってません。(学校の先生が言う事なんて無視すればいい)
そもそも問題文に「ベクトルは使うな」とは書いてませんからね。
試験は理論が合ってれば何でもありです。
(2)は数学Iです。三角形の面積を求めたら求められるものでした。
(3)は(2)を使います。
円の中心から三角形の辺の距離が(2)です。
辺については方程式が与えられています。ガンバッテ!
図形と方程式の総復習みたいな感じで入試問題を取り上げました。
よく出るのは領域を図示する問題です。
東大とか京大のレベルになってくるとほぼ毎年出てるんじゃないでしょうか。
入試問題を漁っているとよくこの辺りの大学でお目にかかりますね。
そういう問題もよく他単元と絡んで出題されます。
一つの単元に囚われないようにしたいところですね。
来週は数列です。