マーク方式の数学の問題を作ってみた。

仕事や趣味で数学の問題を解いています。その解いた問題や他に作った問題をマーク方式の問題にして出題しながら日常をつぶやきます。

確率の問題ver20180505

 
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群馬大学で出た確率の問題です。

入試で出される確率の問題はややこしいというか、ちゃんと問題文を読んで状況を把握しておかないと何もできません。
今回の問題はさいころ2個と硬貨を投げて放物線を決めるというお話になっています。
点~を通る確率とか書いてるけど、どうやって確率出すねん?って感じですね。
幸いなことに考えられる放物線は72通りしかないので、条件に見合うものを洗い出します。
 
点(1,1)を通るということは
1=k+a-b
を満たすような組(k,a,b)を見つければいいということです。
(1,1,1) (1,2,2) (1,3,3) (1,4,4) (1,5,5) (1,6,6) (-1,3,1) (-1,4,2) (-1,5,3) (-1,6,4)
の10個が点(1,1)を通る放物線の係数の組です。
(2)は(1)で求めたものをそのまま使います。
点(1,1)を通る放物線のうち点(2,3)を通るものを選べばいいですからね。
放物線の式に代入すると
3=4k+2a-b
となるので、これを満たすものを上から選べば良いということになります。
10個しかないので順番にやっていく方が確実ですね。
 
入試問題は話が見えてくると簡単になるものが多いです。
特に確率の問題は状況を把握すればすぐにできます。
「まぁ、慣れだな」ってのはこういうことですかね?
数をこなせば入試問題もどうってことないです。
なんせ数え上げが面倒です。これさえなければ…。