今日から確率の問題です。
基本は起こりうる全部の事象を求めることと求めたい事象を過不足なく数え上げることです。
さいころの問題のときは表を作るのが一番早いですね。
確率の基本は(求めたい事象の個数)/(起こりうるすべての事象の個数)です。
さいころ2個投げるとき、起こりうるすべての事象の個数は36通りあります。
あとは求めたい事象の個数を数えればいいだけです。
さいころ2個の場合は全部で36通りしかないので、表を書いて数えた方が確実です。
いつもこんなのを書いています。↓
この図を書けばあとは数えるだけです。
枠の外に書いてある数字はさいころの出た目です。
(1)と(3)は左の図、(2)は右の図を使います。
例えば(1)は出た目の和が6の倍数になるのは6と12のときで、右の図を見ると6つあります。
したがって求める確率は6/36=1/6になります。
(2)は出た目の積が12の倍数になるのは、右の図を見ると7つあるので、求める確率は7/36になります。
(3)は左の図を見て数え上げます。
さいころの問題は確率の問題でよく出されますが、写真のような図を書けばすぐに終わります。
さいころの出た目の和と積の問題が出たら是非この図を使ってみてはいかがでしょうか。